御 蔵 島 社 協 だ よ り



社協だより 令和3年11月号 抜粋

令和3年度『歳末たすけあい運動』募金について

 「歳末たすけあい運動」は、新たな年を迎える時期に支援を必要とする人たちが地域で安心して暮らすことができるよう、住民の参加や理解を得てさまざまな福祉活動を重点的に展開する東京都共同募金会主催の運動です。この募金は、御蔵島村内で身体障害者手帳をお持ちの方、85歳以上の単身高齢者世帯の方、母子・父子家庭の世帯にお見舞金等として活用させていただきます。皆様のご理解ご協力をよろしくお願い致します。

実施期間  12月3日(金)~ 12月21日(火)

※ 例年ご訪問にて募金の協力願いをしておりますが、本年も新型コロナウイス感染症の感染拡大防止のため、各所に募金箱を設置し、募金活動してまいりたいと思います。赤い羽根共同募金の直後ですが、何卒皆様のご協力よろしくお願い申し上げます。

 ★募金箱設置場所: 農協、西川商店、丸一商店、ふくまる商店、学校、村役場、仲里

紙おむつ等費用助成金事業について

 社会福祉協議会では『配食サービス』を行っております。 週2回、月・水になります。

新規に申し込みされたい方はまずはご一報ください。ご連絡お待ちしております。

 

● 対 象 者 村内在住の高齢者(概ね65歳以上)で下記のいずれかに該当する方

① ひとり暮らしの方   ② 高齢者のみの世帯 

③ その他、特別に必要と判断される方(65歳以上に限らず)

● 利 用 料 無 料

● 利用方法 ご利用希望の方は、まず社協事務局までご連絡ください。

   ※ なお、ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。

赤い羽根共同募金のご報告

 7,705円

 赤い羽根の募金ですが、上記の金額が集まりました。ご協力ありがとうございました。

緊急小口特例貸付またまた延長です

 新型コロナウイルス感染症の影響による休業・離職等による緊急小口特例貸付ですが、昨今の現状を鑑み、翌年3月末日まで貸付を延長しております。詳しくは事務局までご連絡をいただくか、東京都社会福祉協議会のホームページ等をご参照ください。

健康こと いろいろ

 大人の長引く咳にご用心                         

風邪と思って23週間咳が続き、咳だけ止まらない場合は、咳喘息(せきぜんそく)の可能性があります。咳喘息は、大人の長引く咳の代表的な原因です。咳喘息の中には気管支喘息の前段階と考えられるものがあり、放置すると喘息に移行することがあるため、適切な診療をして気管支喘息にしないことが重要です。咳喘息は、医師でも気づきにくい呼吸器の病気です。治療は吸入ステロイド薬を定期的に用います。市販の咳止め薬ではよくならないため、知っておきたい病気です。

 「誤嚥性肺炎」にも気を付けよう                     

一方、咳や痰を出したくても出せない人もいます。高齢者や脳梗塞、寝たきり、体力が低下した人などです。風邪をひくと咳や痰を市販薬で止めようとしますが、咳がまったく出ないと痰がたまりやすくなります。食中毒を起こすと下痢をするのと一緒で、咳や痰は体によくないものを出そうとするので、痰が多くても咳が出ないお年寄りなどでは、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になったりします。咳や痰は悪いことばかりではないのです。咳や痰が出るのは、本来、体に備わった反射です。異物を咳で弾き飛ばし、痰で洗い流しています。自分で体を動かしにくい人では、家族や周囲の人が咳や痰を出すことにも配慮を忘れないようにしましょう。

 脳が関わる咳の治療事情                         

元来、咳や痰は外から体内に侵入しようとした異物を取り除き、自分の体を守るためのものです。最近の研究から、その咳に脳が関わっていることが分かっています。たとえば、「明日大事な発表があるけれど、夜中に咳が出て眠れないかも」など咳に精神的な不安があると脳にも影響するのです。このようなときは、精神安定剤などを併用することがあります。また、「大声を出す」「辛いものを食べる」「麺をすする」「階段を駆け上がる」など咳が出やすい行動を避けることも重要です。

 咳が長引いたときの受診の仕方                      

1カ月以上長引いて、原因が分からず受診するときは、

·  いつ出るのか

·     どんなときに出やすいのか

·     肺などに持病はないか

·     これまでに効いた薬、効かない薬はあるか

などをよく理解して医師に伝えましょう。

 市販の咳止め薬は続けない                        

咳や痰には10年を超えて症状が続いたり、精神的な要因が絡んでいたりすることがあります。さらに近年は、市販の咳止め薬で薬物依存になる人が増加しています。薬物依存は、身近な市販薬でも起きます。自分で使うときは上手につき合いたいものです。急性期に決められた量を飲むのは、問題ありません。しかし、咳や痰には肺がんや結核、おもにタバコが要因になるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など多くの原因があり、分からないまま市販薬を飲み続けていると重要な病気を見逃すことがあります。原因がはっきりしない咳が続く時は、まず診療所を受診しましょう。

 

 住民健診の結果(健康診断結果報告書)は届きましたか?

  健診は受けた後が大切です。健診結果の見方はわかりますか。ちょっとわかりにくいところもあるかもしれません。A(異常所見なし)からF(管理・治療継続)までの判定区分がありますが、E1(要精密検査)、E2(要医療〈要受診〉)の判定があった方は、年内には必ず診療所を受診して、本東先生に相談しましょう。 D(要再検査)の場合も、早急にではなくても、忘れないうちに受診をおすすめします。結果を見直し、必要な治療や生活改善をすることで、健康の維持・増進が可能になります。気になったまま放置しないで、ぜひ勇気を出して診療所へ行きましよう!


平日 8:30 ~ 17:15 (土・日・祝祭日休)

 

社会福祉法人 御蔵島社会福祉協議会

〒100-1301 東京都御蔵島村字かんぶり 御蔵島村福祉保健センター2階

TEL 04994 (8) 2508   FAX 04994 (8) 2507